中級者の方

いよいよ本格的に音楽を学んでいきましょう。
中級者の方の目標は、ベースラインを作れるようになることです。

(マークの説明)
エレキベース
ウッドベース
共通

コードの学習


 コードとは、CM7(しーめじゃーせぶん)とかAm(えーまいなー)と表記されるシンボルのことです。

 

音楽の授業などで見たことがあるのではないでしょうか。
ロックのバンドスコアなどを買ってきても五線譜のところに書いてあります。

例えば、CM7はド、ミ、ソ、シの4つの音から構成されています。
つまり和音のことです。
和音に名前がついてるわけですね。

この分野ではこういったことを学習します。

たくさん学習するコードはありますが、ある規則にのっとって作られているので、学習はそれほど大変ではありません。
ある簡単な規則を覚えてしまえば、逆にある和音に対してコードをつけることも簡単にできます。

実はコードを学習するのは理由があって、ジャズやポップスなどの音楽ではコードを提示されて演奏することが多いです(コード譜、リードシート、メロディ譜)。

つまり楽譜にはコードしか書いてありません。
逆にベースの音符が書いてある楽譜が渡されることは少ないです。

この点はクラシックとまったく違います。
クラシックからジャズに転向した人がつまづくのは、このコードを基に演奏する部分です。

こういった環境ですので、コードの学習は必須となるわけです。
逆にコードを見て演奏できると尊敬されますので、がんばって勉強しましょう。

コードからベースラインを作る


 コードのことを学習したら、次はそれを応用して自分でベースラインを作ってみましょう。
ベースラインとは、音列のことです。

レッスンではまずパズルのようにあまり難しいことを考えず作ってもらいます。
なんでもやってみることが肝心ですからね。

例えば、Amでベースライン作ってください、と僕が課題を出します。
ここで先に学習したコードの知識をフル活用してベースラインを作ります。
また、その作ったベースラインを実際に弾いてもらいます。
最初のうちは、これであっているのだろうかなどと不安になるでしょう。

次第に慣れていくと、こういった作業が普通のことになってきます。
レッスンでは、こうしたらもっとかっこ良くてスムーズなベースラインになりますね、といった感じでアドバイスしていきます。

リズムの学習(1)


 中学や高校の音楽の授業で、"音楽の3要素"を習ったと思います。

覚えてますか?覚えてないですよね。僕も覚えてません。。。
つまり音楽は、"メロディ"、"ハーモニー"、"リズム"の3要素から構成される言われているあれです。

この分野では、そのうちの"リズム"について学習します。

リズムは本当に大事です。
CDで音楽を聴いていて、ドラムがどんどん遅くなる演奏や、歌とキーボードがずれてる演奏があったら聴けたもんじゃないですよね。
しかし恐ろしいことに、訓練しないとまず100%こういった演奏になってしまうのです。

ですので、みなさんにはメトロノームでしっかりリズムを鍛えてもらいます。
マスターしたあかつきには、バンドメンバーなどにめちゃくちゃ尊敬されますよ。

弓(アルコ)の学習


■ とはクラシックで使われる馬の尻尾を木の棒につけたものです。

説明するまでもないかもしれませんが。
英語では"bow"です。
スペイン語で"arco"(アルコ)です。

弓の練習自体が楽しいことは言うまでもありませんが、弓を練習することでピッチ(音程)がよくなります。
ですので、この弓の学習もします。

弓に思いの他はまってしまった方は、クラシックにもチャレンジしてみましょう。

中級者の方は以上の内容を学習します。続いて上級者の内容をご覧下さい。
» 上級者の方

または概要のページに戻り、先へお進み下さい。
» レッスン内容のページへ戻る