■ AIと音楽

最近、AI(人工知能)の話題が多くなってきましたね。

今日、手塚治虫のマンガを片付けていましたが、手塚治虫の描いた未来は本当にそう遠くないのかも知れません。


人工知能は音楽にはどんな影響を与えるのでしょうか。

デジタル技術という観点からすると、ポップスの世界では既にドラムやベースはデジタルのサンプルが幅をきかせていますね。ストリングスも置き換えが早かったと思います。ボカロの登場も衝撃でした。


でも今回考えたいのはAIですので、自己学習が音楽にどう活かせるのかなあと。


例えばこれまでのヒットソングなどをインプットに、良い曲の条件を抽出し、AIが作曲をしてくれるようになるのかもしれません。


または逆に、ヒトでは思いつかなかった新しいコード進行や新しいメロディを創り、それに付随する新しい理論を出してくるかもしれません。


そう考えるとなかなか面白そうですね。


でもよく考えると、これら以外にあまり良い活用の仕方が思いつきません。

やっぱり芸術関係はなかなかこういった技術とはなじまないのかもしれませんね。


でも例えば自動演奏にAIを組み込んで、人が感動するパターンを学習させることで、その仕組みを解明するといった研究はどうでしょうか。


でもそんなこと知ってしまったら、この世界がとたんにつまらなくなってしまう予感もします。マジックはタネを知らない方がやっぱり楽しいのかも。


結局、AIが音楽にやってくるのはちょっと先かなあってのが今回の結論です。にしてもAIってとてもワクワクする技術ですね。


高間


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