「スコット・ラファロ その生涯と音楽」

おすすめの本

今回は「スコット・ラファロ その生涯と音楽」という本の紹介です。

 

ジャズベーシストの伝記のような本は少なく、ましてや日本語訳されているものはとても貴重です。

ですので、有名ベーシスト達がどんな練習をしていたのか、もしくはどんなことを考えていたのかなどといったことは想像をするしかありません。

 

そんな状況でこの本が発売されたことはとても衝撃的だと思います。すぐ買ってすぐ読んでしまいました。

 

内容はとても良いです。練習内容についても触れられていますし、ラファロがとても素晴らしい人格だったことを知ることができて嬉しかったです。

 

あと、驚愕の練習量ですね。これだけ練習するとあんな演奏ができるようになるんだ、といったことも知ることができます。

 

またパーシー・ヒースがラファロに向かって、「そんなにたくさん弾くならギターをやればいいじゃないか」みたいな趣旨のことを言ったとありますが、そうゆうことではないんだよなあパーシーさん、と思いながら読みました。あくまでベースが好きなんですよね。

 

ジャズベーシストは必読の本だと思います。ぜひ購入されてみてください。

 

高間